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『反骨のブッダ』

  • 高山龍智: 『反骨のブッダ』インドによみがえる本来の仏教(コスモトゥーワン出版)

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LOSE DOG

昨年の五月、東京護国寺で開催されたチベット・フェスティバルを
見学に行った。砂曼陀羅や仮面舞踊に写真展、そしてチベットの
惨状を伝える映画の上映と、小規模ながら充実した内容だった。
護国寺といえば、悪名高き “犬公方(いぬくぼう)”、徳川綱吉の
生母:桂昌院ゆかりの、元官立寺院である。
人間より犬が偉い(桂昌院が戌年だったから?)とかいうタワケた
悪法、『生類憐れみの令』で民を苦しめた将軍母子も、このように
チベットの真実を伝えることで正法に貢献出来たのだから望外の
功徳であったろう。

そのとき来日したチベット僧たちは、南インドのカルナータカ州に
ある亡命者居住区から、遠路はるばるやって来た。
バイラクッペやムンドゴットには<チベット三大寺院>が再建され、
新たな聖地として法灯を継いでいる。
・・・ 再建。そうなのだ。彼らは故郷を追われた民なのである。
中国共産党の侵略により生まれ育った祖国を奪い取られ、豪雪
吹きすさぶヒマラヤを徒歩で越えて、インドへと亡命したのだ。
「おふくろはさ、俺をおぶって雪の中を逃げたんだ。それで凍傷に
やられて、両足の指が無いんだよ」
かつて知り合ったチベット僧が言っていた。

日本の自称平和主義者は、中国と聞けば「パブロフの犬」よろしく
謝罪と反省のヨダレを垂れ流すだけで、その中国がもっとも世界
平和に反している事実からは尻尾を巻いて逃げる。
つまりは『生類憐れみの令』と同じなのだ。動物を愛護するあまり
人間を粗末に扱う発想と、平和の夢に酔うあまり現実の殺戮から

目を背けるパブロフの犬。

まさに、現代の犬公方、と断じざるを得ない。

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コメント

>現代の犬公方
いつものことですが、お寺さん関係や、平和・反戦団体のホームページを見ても、どれもこれも全く見事に今回のチベット騒乱のことを無視していますね。みんな、そんなにチューゴクが好きなのか?いや、怖いのか?

ニュースで「帰国した日本人の恐怖の体験」なるものが放送されましたが、「漢人と間違えられてチベット人暴徒に殴られて死ぬかと思った」報告でした。映像ではチベットの僧たちが店のシャッターを蹴ったり引っ張ったりしている姿と、血を流す中国官憲の映像ばかり。なんなんでしょう…この国は。

ワシは基本的に同業者のHPは見ない(どうせ営業用のCMサイトだから)のですが、やっぱりそんな状態ですか。今回の『ラサ蜂起(断じて暴動ではない)』以後、一般の方からの問い合わせ等が急増しておりますが、同業者関係からは見事にナシノツブテですからねえ。
δ(⌒〜⌒ι)

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