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『反骨のブッダ』

  • 高山龍智: 『反骨のブッダ』インドによみがえる本来の仏教(コスモトゥーワン出版)

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石の涙

29日、チベット国の首都ラサで再び大規模なデモが発生した。
今回蜂起した民衆は数千人にも登るという。
国際世論が動いたこの期を逃さず、畳みかける覚悟だろう。
チベット仏教徒は今、仏典に記された『捨身の行』を実践して
いるのだ。子孫たちに自由な未来をもたらすため、みずから
“捨て石” となって、『仏国土荘厳(理想世界実現の努力)』に
邁進しているのである。徒手空拳、身に寸鉄を帯びず、中国
共産党の銃火に立ち向かっているのである。
彼らをこそ「菩薩」と呼ばずして、何処に菩薩がいようか。

中国軍は、チベット僧と一般人を、逮捕し続けている。
拘束した僧侶には、以下のような自白文に署名を強要する。
「私は “不当にも” 最近おこなわれた独立派のデモに参加を
してしまいした」

また中国当局は、尋問のために各家庭から一名ずつ連行し、
密告を奨励している。第一通報者は上限なしの報奨金、第二
通報者には五千元(約7万円)を与える、などと卑劣きわまる
手段でチベット民族の切り崩しを図っている。

デモが行なわれる現場付近周辺には、事前に大きさの揃った
石(あきらかに投石用)が集められている。
ところが何故か、おびただしい数の中国人警官や動員された

鎮圧軍兵士の誰ひとりとして、この石に注意しないのだ。
・・・まるで、自分たちで用意したかのように。

こうして中国側は海外メディアに対し、
「暴動鎮圧に武器を使用するのはごく当たり前の判断だ」
と言うのである。

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コメント

お彼岸前でしたか、テレビで「各国市民のチベットへの反応」といった報道が有りました。海外では多くの場合が中国大使館に詰め掛けるなどの「押し」の姿勢でしたが、日本のそれは「静かに冥福を祈りました」といった「引き」のデモでした。なんとも微妙な後味…。媚中の連中は「じつに平和的な抗議だ」と評価するのでしょうが、僕には何も生み出し得ない自己満足にしか見えませんでした。かく言う自分は、それこそ何もしませんでしたが…。ダブルで恥ずかしいです。

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