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四川美談

四川大地震。死者は一万二千人を越した。
これほどの災害にも関わらずアメリカの軍事衛星から映像が
公開されないのは、やはり「そういうこと」か。
当事者たる中国も軍事衛星を飛ばしている筈だから、被害の
全体像は、かなりのところ把握されているのではないか。

交通が寸断され、インフラが停止した状態で、なぜかいち早く
美談が配信された。
四川省は綿竹市の幼稚園で、女性教諭が背中にセメント板を
受けて倒れながら抱えた園児の命を守った、と新華社通信が
報じた。園児が救け出された時、教諭はすでに息絶えており、
園長は「子供の命を救った先生は、永遠に我々の元を去って
しまった」と涙した・・・と云々。
真実ならば痛ましく、また胸を打つ話ではあるが、一万二千人
もの命が失われた中で、この一件だけが事細かに伝えられた
ことには些かの懐疑を禁じ得ない。
無論、「園児をかばって亡くなった教諭がいない」などと言って
いるのではない。事実の信憑性についてよりも、他にいろいろ
起きたことの中から、特別にクローズ・アップして報道した背景
には、何か政治的意図があるように思えてならないのだ。
「こんな偉大な人民もいるのだから、共産党政府の救護活動に
不満を言わないで、みんな頑張りましょう!」
大衆心理を掴むには “弱者” を祭り上げるに限る。
かつて湾岸戦争時、アメリカが、重油にまみれた海鳥の写真を
捏造したように。

中共は、チベット人が通う幼稚園や小学校では、美談が一件も
無かったとでも言いたいのだろうか。
大人ならば、親ならば、教諭ならば、目の前の子供を助けようと

とっさに身を投げだすのは、「本能」と言ってよい。
また人間は、弱い者を見捨てておのれだけが生き延びることに
耐えられない。そんなに図太くは出来ていない。
一生、罪悪感に責め苛まれるか、後を追う道を選ぶだろう。
(これは勿論、同じ仏教徒が虐殺されている現実に対し、なにも
声を上げない一部の日本仏教僧侶への皮肉で言っている)

美談で時間稼ぎをする知恵があるなら、中共は、一分一秒でも
早く海外からの人的支援を受け入れよ。

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コメント

中国で「救出や援助の美談をことさらに強調して報道せよ!」との報道統制がされた、とニュースでやってました。まさしく和尚様の指摘どおり。
日本のレスキュー隊も、出動できないもどかしさと憤りをその顔に滲ませていました。瓦礫に埋もれた人々のことを思うとあわれでなりません。
ほんっとにいい加減にしろ!中共

実は私、阪神大震災の経験者でした。
あの時は大阪に住んでいました。
あの時村山が外国からのヘルプを受け入れようと
しなかったことを思い出しました。村山の場合、
面子にこだわったのか、それとも被害を軽視してたのか、
それとも単にぼけてたのか知りませんが、
中共は、本当に面子にこだわるANDあのエリアで今もなお
弾圧に近いことが行われているのか?と思わざるを得ない
状況ですね。
あと、温と胡はやはり相当仲が悪いんでしょうか??

>HIROMI様
パッチワーク国家の『無理な縫い目』がどんどん綻びている、といった感がありますね。今日もまた、「四川で小学校教諭が児童を助けるため地震のさなか校舎へ駆け戻り被災してなくなった」云々の英雄報道が配信されました。真偽は別として、明らかに人民の「死」に対する感覚を誘導・支配しようとする中共政府の意図が窺えます。死んだ者は仕方がない、自然災害なんだから文句を言うな、と。ネット上でも胡首席や温首相に対する批判及びそれに類する書き込みは、片っ端から削除されているようです。中共は早急に全世界へ胡首席直々の「救援懇願」声明を発信すべきです。カメラに向かって、
「ぜひ人民を救って下さい!お願いします!」
と。それが国家元首たる務めであり、なにを格好つけてるのか?!と怒りがこみ上げてきます。

>ま~様
そうでしたか、あの震災の。村山富市元首相は、
「なにぶん初めてのことじゃからのお」
とのコメントがすべて物語っているように、脳が冷戦構造のまま凍結した化石ジジイ。また兵庫県は社民の票田基盤で「反自衛隊」の牙城だったため自治体首長が出動要請をしなかった、など戦後日本の歪みが一気に重なった不幸な出来事でした。緊急事態、の意識がまったくなかった村山内閣は、法の字面に則って「日本国内での診療資格を持たない外国人医療関係者の入国・活動は認可できない」という、正気の沙汰でない方針を採りました。これが南米なら、軍事クーデタで政府は倒されてますよ。
胡と温、不仲かどうかは別として(むしろ意見対立こそ自由のためには望ましい)、彼らが共通して抱えている悩みは、じつは『軍部の台頭』です。国境地帯に陣取った軍部は、武器の密売と麻薬取引によって莫大な裏金を蓄えています。カブールの闇市場で売られている武器弾薬には、なんと、漢字で「○○弾」と製品名が記されています。
・・・以下は、次回のコラムにて。

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20080514-567-OYT1T00789.html
神戸も新潟もここまでひどくはないですね。
これでもまだまだ真実の一部分なのでしょうが、、、

日本からレスキューが出ました。
が、普通に救援をやって終わるとは
考えにくいと思ってしまう自分がいます、、、
①支那国内では日本からレスキューが来たことを一切報道しない。
②作業時は制服を人民解放軍の服に着替えさせられ、ぱっと見日本から来たことをわからなくする。
③72時間経過した後で呼んだことになるが、日本をわざわざ呼んだにもかかわらず、人を救えなかった。日本の体制が怠慢だ。謝罪を要求する。
この3つが頭の中にすぐ出てきたわけですが、、、
こんな私はダメ人間ですかねえ、、、

てゆーか、72時間過ぎてから「受け入れる」こと自体が、もう首を傾げざるを得ませんね。「緊急」援助隊と報道されていますが、「緊急」がこのタイミングとは…。
命懸けで行く救助隊の諸兄に何ごともないことを心から祈ります。南無。

>ま~様
ワシが怪訝に思ったのは、米太平洋第七艦隊の救助部隊ではなく、日本のハイパーレスキュー隊を「選択」したことです。つまり諜報技術の有無がチョイスの基準になったということですね。間違っても日中友好とはまったく無関係。
①いや、むしろ「来させてやった」とか。
②日の丸の横に五星紅旗のワッペンを強要、かな。
③それが一番ありそうだから困るんですよね。

>凡夫様
ワシはこの『72時間』にこそ現在の中共政府が抱えた自爆の導火線を感じるんですよ想像ですが。これについては、本日付けコラムにて。

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