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ひとごろし

秋葉原で七人が殺害され、十人が負傷する事件が起きた。
犯人は、借りたトラックで歩行者天国の真ん中へ突っ込み、
サバイバルナイフを振り回して、無関係な人々を刺した。
小、中学校では成績優秀、スポーツ万能で知られた加藤は
県下でトップクラスの進学高に入った頃から様子がおかしく
なっていった・・・と云々。その程度なら当たり前の挫折だ。
理不尽な死を一方的に強制された人々も、それぞれ人生に
哀しみや迷いを背負って、その日まで生きて来たのだ。

「俺が騙されてるんじゃない 俺が騙してるのか」
「いい人を演じるのには慣れてる みんな簡単に騙される」
(携帯サイトの書き込みより)
加藤は、全能感に酔いたかった=劣等感が異常に肥大して
いたのだろう。往来にトラックで突っ込んだこと、凶器が刃物
であったことの二点から考えて、無防備の歩行者、すなわち
反撃される恐れの少ない相手を狙ったことは明らかである。
警官の拳銃を前にして呆気なく投降したのもその証拠だ。
また、秋葉原へ行く前に渋谷へ寄っている。シブヤを通過し、
アキバを凶行の場所に選んだことにも、加藤の卑劣な計算が
働いているように思う。渋谷には、ケンカの強い奴が多い。
甘ったれた殺人鬼の心理なんざ想像するだに反吐が出るが、
身柄確保の瞬間、加藤は “素” に戻ったのではないか。

「大人には評判の良い子だった 大人には」
「友達は、できないよね」
25才にもなって「大人には」とは、つくづく畜生以下の男だ。
友達は自然に出来るものではなく、自分自身を磨き、高めて
作るものである。イマドキの学校教育では “みんなともだち”
などと共産主義みたいなホラを吹くから困る。

大人に気に入られたい子供と、子供に嫌われたくない大人。
一体、何に怯えているのか?

ひとごろし。
命の大切さを教えるのはもっともだが、頭で考えて理解できる
ようなことは、所詮、うすっぺらなものである。
理屈抜きに叩き込まなければ伝わらないことの方が大切だ。

被害者のご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
南無阿弥陀仏。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

なんだか、またこんな事件か・・と思いますね。
昔、刑務所に入ってた人が話したものを まとめた本を読んだことあって その中で 殺人をする時は
頭の中で 「殺せ、殺せ」と誰かが命令してる感じ。という言葉を 読んで なんというか 本当に解らない心理だなっと思いました。
怨恨でもなく無差別なんて 益々わからない。 自分で死ぬこともできないから 死刑になりたかったって・・・ なんなんでしょうかね。逆に死刑にしないで一生刑務所で暮らせばいいのにとも思うけど 刑務所暮らしは 意外に快適だったりするんでしょうかね?!

>うた様。
終身刑がない日本の現行法制下では、今回の犯人も「快適」に過ごす可能性があります。死刑は免れないと信じますが、七人の命と鬼畜ひとりの命では釣り合わないとも思っています。また、弁護士の中には安田某のようなイカレた奴もいますので、「こんな過去に例のない犯罪を犯した人間はきっと正常な判断力を欠いた責任能力のない者に違いない、だから無罪」などと言い出すことも考えられます。例えば精神鑑定の結果、異常性が認められなくても、刑法39条『心神耗弱(アタマはおかしくないが一時的に我を失っていた云々)』の路線で法廷戦術を立てて来るかも知れません。我を失わずに人を殺す奴なんているはずないのに。

なんともやりきれない…。
運命ともアクシデントともいえないこのような凶事に巻き込まれて、長年勤められた歯科医をリタイアしてさぁこれから…、大学4年でさぁこれから…、全員が全員、さぁこれから…という時に…。
犯人のどのような供述を聞いても「社会の何が悪いのか」とか「今の時代の若者に何が起きているのか」などと冷静に語れるキャスターが信用できません。そんなに絶望したんなら、自殺せーよ!と思うのは罪でしょうか。
南無阿弥陀仏。

>イマドキの学校教育
ほんとうに何考えてるんだか。
今日、野暮用で小学校へ行ったら「ようこそ、○○小学校テーマパークへ」っていうふざけた横断幕が。バカかッ!
だいたい、学校なんてぇのは、通ってる当事者にしてみりゃ、無味乾燥で薄汚くて面倒くさいところなんだよ。でも、過ぎてみるとたまんなく愛おしく感じられたりする。理屈でない苦い体験を浴びせられたからこそ味わえる「甘酸っぱい思い出」ってヤツだ。
イマドキは、子どもにハナッから甘く楽しい桃源郷みたいな「幻想」を植え付け、泥も汗も涙もないテーマパークで仲良しごっこを演じさせる。まったくカルトじみているとしか思えない。そんな中で、現実を見据える訓練が出来てないヤツが、ちょっと外へ出てみてキレて人を殺したりするんじゃないのか。
かつてのオウムみたいに。

私は自慢じゃないが、恥のてんこ盛りの学校時代だった。
片思いの男の子にはバカにされ、先生からは公衆の面前で体罰を受け、友達に裏切られる事なんか何回あったことか。大学を出て、目指していた職業には病気をして就くことができなかった。学校はとてつもなく冷徹な「現実」の教習所だった。
でも、そんななかで私がやっとこさ出遭った友達とは、今でも肝胆相照らす仲だ。

精神状態云々・・という話は、ちょっと納得いかないのですよね・・例え本当に 異常な精神状態であっても人を殺しておいて罪に問われないっていうのは おかしいと常々思います。通り魔加藤は、死刑である事は間違いないでしょうね。

>凡夫様
今回の殺人を、不景気や雇用不安と結びつけて語る御仁もいるようですが、それはその人が自分の潜在的な焦燥感を犯人に投影しているだけだとワシは思いますね。また犯人は、世の中に絶望したのではなく、甘えたかったんだと思います。かつて小・中学校時代のように「勉強が出来る子」「運動も得意な子」として、誉めて欲しかったんでしょう。だから自殺なんて、自分が痛い思いをすることは、考えも付かなかったんでしょうよ。まぁ、クソ野郎です。

>HIROMI様
振り返ればワシの学校時代も、塩っぱくて酸っぱくてみっともなくて恥ずかしいことの大パレードでした。友人関係の歪みから、孤独と恐怖に打ちのめされたこともありますし、逆に誰かを陥れて絶望の淵に追い込んだこともあります。性に目覚めてからは更に拍車がかかり、人でなし、と言われるようなことも平然とやってましたし、その報いで社会的落伍者に見られたこともありました。でも、そういう時代を送ったおかげで、少しだけ真っ当な人間に近づけたと思ってます。
人間、デフォルトは「みっともない」のが良い。

>うた。様
奇妙な話ですが、精神異常と心神耗弱は法的に扱いが違うんですよ。ところが、精神鑑定の結果、異常が認められた(つまりビョーキ)場合も、病気でなくとも一時的に心神が耗弱して(例えばカアッ!ときた錯乱状態で)犯行に及んだ場合も、普通でなかったという点では共通する、と判断されるんです。ただこれについては、殺意の有無が問われます。例えば、歯科医の息子が妹を殺して死体を切り刻んだ事件では、殺したことについては殺意と計画性が認められて殺人罪となりましたが、遺体をパラバラにしたこと(死体損壊罪)については、なんと!心神耗弱が適用されて無罪になりました。殺すことと、死体を処理して偽装工作することのどちらに知能と判断力が必要か、この裁判官はまったく理解してないようです。
今回の事件で、すでに犯人の加藤は警察の取り調べに対し、「トラックを降りてからの記憶がない」と心神耗弱をチラつかせています。これに食い付く死刑廃止論者の弁護士が、そろそろ出てくるでしょう。要注意!ですよ。

http://news.livedoor.com/article/detail/3675337/
http://digimaga.net/society/200804/080403-asahi-10-kokoroe.html
たまたま見つけたんですけど、
朝日は必死ですね。
ペテンから視線を国内に向けようと
必死ですね。
まあ、この犯人は確かに明らかに悪いですが、
派遣というシステムにも問題はあると私個人は思います。
まさに企業にとって都合がよすぎるシステムで、
社員を一人継続で雇用するよりは、楽なシステムですから。
ただ、派遣を使う事業者は社員が貯めていくであろう、
ノウハウという財産はさっぱり残らないと思います。
これはトヨタが悪いと思います。

どうせ人を狙うのなら福田とかそういう国益を軽んじてる奴に向けるべきだったと思います。
罪もない、全く犯人の自己主義での被害者増大は論外ですね。

私個人は、またこのようなことをする輩は必ず出てくると思っています。
とにかく一般人を狙うんじゃなく、誰もが「奴はやられてもしょうがないかもしれない。」といわれる人物にターゲットを絞ってやってもらいたい。
それが出来ないのなら、殺人なんかやめてくれとワタシは思います。

あんまりよくない意見ですよね、、、

>ま~様
いやはや、これぞまさしく「アサヒる」ですな。身柄確保の瞬間を、日テレ(つまり朝日の宿敵:読売)関係者がおさめた映像を見れば、加藤は、警官が至近距離から銃を構えたのを見てヘナヘナとなりナイフを捨てた経緯がハッキリと写ってるじゃないですか。伸縮式警棒なら刃物で応戦して逃げおおせるかも知れないが拳銃なら降参に限る、と加藤が素早く計算した証拠でもあります。
派遣システムに関してはワシも同感です。ベテランのスキルを給与で評価するという当然のレイバー・コストを削るため正社員を遠回しに冷遇する、そんな移民社会みたいなことをやっていたら、早晩、日本国は解体します。なるほど「日本株式会社」の「護送船団方式」にも問題はありましたが、そこには共同体意識を生む良い面もありました。共同体意識が崩壊して喜ぶのは、ハゲタカの如きアメリカ資本だけですからね。

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