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「宗教の時代」に

じつに馬鹿げた話なのでおおやけにするのは控えるつもり
だったが、ある意味で日本人の宗教観全体にも関わること
なので、書こうと思う。
今月はじめ、インド中央ナグプール(南天龍宮)でのこと。
かの地には日本の法華宗系大寺院がある。
年中行事の『アンベードカル転法輪祭』に際し、その寺院を
出発点として、法華大行進が行なわれる。
「なんみょーほーれんげーきょー」
現地インド仏教徒が団扇太鼓を叩き、唱題の声も高らかに
行列を成して練り歩く。 佐々井秀嶺師は若いころ、日本山
妙法寺に居候していたこともあって、彼らを先導する。

無論、すでにインド国籍の佐々井師は、
「ナモサッダルマプンダリーカスートラーヤー」
と梵語でも唱える。当たり前だ、仏教の故国なのだから。
不肖このワシも、日印往復十七年になるが、いまだかつて
一度たりともインド人の前で “南無阿弥陀仏” と称えたこと
などない。当然、ナモアミターバブッダーヤー、である。
本家を立てるのが分家の礼儀、と思うからだ。

それに、ワシと弟弟子のM君(真言宗)は、インド仏教徒の
家庭で読経を頼まれると、彼らの気持ちに沿うように、
「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」
と、自然に唱える。彼らにとっては、聞いたことある日本の
お経、といえば題目なのだ。いわば、カラオケで知っている
歌をリクエストする、みたいなものである。
「念仏無間と真言亡国だけどね」
ワシらは、日蓮上人の『四箇格言』を引いて、笑い合う。

そんな南天龍宮へ、今年の大行進に参加すべく、法華系の
某僧侶がやって来た。
出迎えのため国内線空港まで佐々井師のお伴をしてワシと
M君は向かった。 そして某僧を乗せ、市内へ戻る車中での
こと。いきなり、初対面で “宗論” を吹っ掛けられた。
「インドから阿弥陀信仰を無くさなくては云々」
なんだ、法華原理主義者か。
ここはインド!ブッダの国で宗論などすべきではない!
一仏乗!(仏教はひとつ、という意味)
そう言って、ワシは議論を打ち切ったが、正直、キレてた。

無視するべきだったのだろうが、売られたケンカを買わぬは
負け、とつい反論してしまった。馬鹿げた話である。

まだまだ修行がたりませんなあ。反省。

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コメント

私はもっと未熟ですから安心(?)して下さいな(笑)

そういう方…おりますね。

私の知人にもおります。会話の流れをぶったぎり、嬉々として己の宗教観を語る方が。しかも演説調に。とりあえず流していますが(笑)

本当は無視するべきなのでしょうが「そもそものマナーがなっていない」ということで、少々叱るぐらいならどうってことはないと思いますよ(笑)

>彼らの気持ちに沿うように
僭越ながら、これぞ慈悲の心、仏教であると思います。

>山犬様
そう!マナー、そこなんですよ腹立つのは。しかも完全な「上から目線」でしたし。今までワシが知り合った法華系僧尼の方々は、柔和で気さくな人ばかりだったので、余計にカチン☆と来たのかも知れません。21世紀、信仰の違いを言い立てることが殺し合いからテロ、果ては戦争に発展する時代にあって、よっぽど能天気か、傲慢なのか、或いはな~んも見えてねえ奴だったんでしょうね。
┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~


>HIROMI様
実はワシ、現地で「加持祈祷」を頼まれても、出来るだけ引き受けるようにしてるんですよ。親鸞聖人もアンベードカル博士も『オカルト完全否定』の立場ですから、どちらの教えにも反するわけですが、最近まで身分差別によって教育を受ける権利を奪われてきた彼らに、それを理解せよ、というほうが酷だと思うからです。
浄土真宗坊主が、南無妙法蓮華経を唱えながら、頭痛持ちのインドのおばちゃんの頭を、竹の棒で、木魚みたいにポカポカ叩いてます。(*^m^)

どちらの偉いお坊様か知りませんが、「神も仏も一つ」というこの世の真理が判っていませんね。
修行が足りないのはこのお坊さんです。
けっして和尚様ではありません。
きっと何か悪いものに侵されています!
竹の棒でボコボコにしてやってください(笑)
でもきっと気が付かないと思いますが┐(´д`)┌ヤレヤレ

>まねき猫様
わはは☆たしかにあのアタマは、叩き甲斐ありそうでしたよ。中が空洞だから共鳴もするだろうし。バネつけたら、スネアになるかも。(◎´∀`)ノ
なんだか彼は、自分を「優秀な人材」と思い込んでいるらしく、とにかく眼光が異様でした。人並みな、みずからを省みて慎む、というような優しさの陰影がまったく見られなかった。その意味では哀れな御仁なんでしょうね。(´Д⊂グスン

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