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必生のひと

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必生のひと

岡山県の長泉寺さんを訪ねた。御住職はインドの佐々井秀嶺師を
多年に渡り支援して来られた真言宗の大阿闍梨だ。
長泉寺本堂脇には、佐々井師をモデルにした不動明王像、

『必生不動尊』
が祀られている。 必生とは聞き慣れない言葉だが、これは佐々井
秀嶺師の造語であり、必生必死という。必死の覚悟ならよく聞くが、
往々にしてただ口先だけのマニフェストに終わるもの。肝心なのは
必ず生き抜く覚悟、と佐々井師はいつも言う。
さて、不動明王像。今より少し若い頃の佐々井師をもとにしている
せいか、ほっそりと精悍で実物よりぐっと男前に見える。
紅蓮大火炎を背負う姿は不動尊の常だが、特徴的なのは右手に
掲げたのが利剣ではなく、真実法炬(たいまつ)である点だ。
「カタナってのはどうも、私はねえ・・・」
温厚な長泉寺御住職の願いが込められた尊像である。

今回ワシがこちらを訪れたのは、『南天鉄塔協会』の会合にお招き

頂いたからだ。南天鉄塔とは、紀元1世紀頃のインドで、大乗仏教
創始者ナーガールジュナ(龍樹)が、文殊菩薩から大乗経典を授け
られたという聖地。 従来、神話伝説の類と見做されてきたものが、
佐々井師の必生必死の努力によって、発見されたのである。
龍樹は『八宗之祖』と呼ばれ、日本では全ての宗派が龍樹を仰ぐ。
南天鉄塔協会の目的は、この大乗根本聖地の発掘と保存活動を
様々な角度から応援することにある。真言宗のお坊さんを中心に
しているが、もちろん宗派不問だ。
得難い縁(えにし)に恵まれて、新たな歴史の胎動を感じた。

帰路、小雨そぼ降る中、新幹線岡山駅へ。
構内の土産物屋を覗いてみると、とにっかく、
きびだんごだらけ。
いくら『桃太郎伝説』のメッカとはいえマジそれしかねーのか?って
くらい、黍団子機微談合、KEY BE DOWN GO!であった。
ワシならもうちょいヒネリを加え、鬼ケ島特製リアルHOT DOGとか、
猿モネラ菌入り毒餃子とか、キジも鳴かずば撃たれシューマイとか
開発しちゃうんだがなあ・・・誰も喰わねっか。
てなこと考えながら歩いていたら、濡れた階段で足を滑らせた。

ひえぇぇッ! お不動さまのバチが当たったぁぁぁ~ッ!!

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コメント

>鬼ケ島特製リアルHOT DOGとか、猿モネラ菌入り毒餃子とか、キジも鳴かずば撃たれシューマイ

なんというか…土産物というより凶器ですね。そんなもの作ったらテロ国家指定にされちゃいますよ(笑)…で、まぁ米国に利益を与えれば解除されるわけですが。(←黒)


…見た目は黍団子、でも実は新しいタイプのホウ酸団子でG退治に効果的!…とかなら買います。

さて真面目に…「必生」という言葉、いいですね。死ぬことよりも生き抜くことのほうが難しい。けれど「諦めてはいけない」…と思わせてくれます。「必ず生きてやり抜くという覚悟」。…現代日本人に足りないものの一つですね(w;)(自殺大国ですから…日本)

>山犬様
ひとぉつ、人の世の生き血を啜り、ふたぁつ、不埒な悪行三昧、みぃっつ、醜いこの世の鬼を、退治てくれよう桃太郎!・・・ハイ、一応お約束なので決めときました。
(* ̄ー ̄*)
さて、必生。いわゆる必死という言葉には、どこか『ある段階までの努力』といった、予定調和的な暗黙の了解の一線があるように感じられます。
「必死に頑張ったのに、あーだこーだ」
って、アンタまだ死んでねえじゃん!みたいなね。(´,_ゝ`)プッ
必死にやったんだから結果責任は帳消し?・・・なんかそんな政治家の公約っぽい匂いが漂った言葉ですもんね。(≧ヘ≦)
必生には、生き恥を晒して結果責任を引き受け、罵詈雑言や誹謗中傷も甘んじて耐え続ける覚悟が要ると思います。必生と必死は、相即不離の状態であってこそ意味を成すものなのでしょう。あ、イイコト言ったな。φ(・ω・ )メモメモ

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