2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
フォト

« 紅蓮天竺 | トップページ | 政治はエロスだ »

「ムンバイ」後の世界

オバマ次期大統領のブレーンで南アジア地域のテロに関し
アドバイザーを勤める人物が言った。
「ムンバイで起きたテロは、アルカイダとラシュカレトイバが
連携した作戦であると私は確信している」
彼の推測では、まずインド人(この場合、ヒンドゥー教徒)に
焦点を絞った攻撃でないこと、周到に訓練を積んだ行動で
同時発生したこと、米国人や英国人そしてイスラエル人は
世界的な『JIHADIST』の標的(ユダヤ教シナゴーグの宿泊
施設も襲撃された)であってインド・イスラム教過激派には
当面の敵でないこと等を挙げ、これらの点はアルカイダの
特徴であるとし、今回のテロ事件は、インドとパキスタンで
領有権を争うカシミールに本拠を置くパキスタン系過激派
組織:ラシュカレトイバと共同したもの、と語る。

無辜の日本人犠牲者も出たムンバイにおけるテロ事件は、
カシミール問題を含むヒンドゥー VS イスラムの宗教対立を
背景にしつつ、 オバマ新大統領への「脅迫メッセージ」だと
ワシは見ている。いくら平和ボケした某敗戦国民でも、
「初の黒人大統領=弱者の味方=平和主義者」
などとカン違いしてる御仁は、まさかおるまい。
オバマ新大統領はイラク撤退(軍事費支出削減)はするが、
アフガニスタン戦線へは“増兵”を明言している。
そう、自衛隊が給油活動に駆り出されている、あの戦争だ。

アフガンとカシミールは隣接しており、印パの軍事的緊張が
高まれば、周辺地域一帯は修羅の巷と化す。
互いに核を保有する印パが一触即発に陥ることは、米軍の
アフガン駐留に、兵站の面で大きな支障をきたす。
インド洋上の給油も、非戦闘地域の活動とはいえなくる。
また現在、インド政府は経済協力の点から親米的な態度を

とっているが、悠久の歴史を誇るインド人は、内心、新参の
国家アメリカに対し、「侮米」と呼ぶべき感情を持っている。
ゆえに、印パ緊張の度合いと方向性によっては、アメリカが
アフガンからの撤退を余儀なくされる場合もありえる。
これこそアルカイダが描く、『勝利の筋書き』だ。
付言すれば、彼らにとってバラク・フセイン・オバマは祖父の
代までイスラム教徒でありながら、プロテスタントに改宗した
いわば「アッラーへの反逆者」でもあるのだ。

少々話はズレる。先日、法事の席でのこと。
折柄、必然的にムンバイのテロ事件が話題に上った。
すると、いかにも“全共闘くずれ”の左翼オヤジが、にやにや
笑いながらこう言い捨てた。
「僕ら日本人は無宗教だから、ああいうのはさっぱり分かり
ませんなあ。ねえ? へっへへへ」

腹が立った。犠牲者や遺族に対する思いやりもないのか。
だが、すぐ哀れみの情に変わった。
なぜなら無宗教も、アッラーへの反逆なのだから・・・。

« 紅蓮天竺 | トップページ | 政治はエロスだ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/503578/43278849

この記事へのトラックバック一覧です: 「ムンバイ」後の世界:

» ムンバイ [psp iso ダウンロード サイト]
インド・ムンバイ同時テロ:インド・パキスタン緊張 双方「国境に軍展開」インド・ムンバイ同時テロ:米大統領声明「捜査に協力」【ムンバイ同時テロ】米大統領、ライス国務長官をインドへ派遣 インド・パキスタンの対話を中断させるムンバイでのテロ事件 ムンバイ同時テロ えらいこっちゃ 「ムンバイ」後の世界... [続きを読む]

« 紅蓮天竺 | トップページ | 政治はエロスだ »