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『シャイン・ア・ライト』

映画『The Rolling Stones SHINE A LIGHT』を観に行った。
その日ワシは、川崎の映画館を選んだ。
かつて、“京浜地帯の悪ガキ”だった当時、Rock'n Rollの
神が降臨する体験を経て、魂の振動を感じるようになり、
長じてのち坊主となる道に進んだからだ。
川崎は、相変わらずダーティでだらしなくワルな街だった。
街角をタガログ語やハングル語が飛び交う。
(ストーンズで熱くなるには川崎でなきゃダメなんだ)
まさに「Start Me Up」の聖地なのである。

客席の平均年齢は予想した通り、かなり高かった。
上映前、パンフを読むのに慌てて老眼鏡を掛ける中年が
あちらこちら。かく云うワシとて、ご同輩である。
ミック・ジャガーは64才。
徹底したプロ意識で節制に努め驚異的パフォーマンスを
続ける、神の域へ達した「悪魔を憐れむ歌」の男。

本編はまず、大監督マーティン・スコセッシとストーンズの
意見がぶつかり合う場面から始まる。
「ステージの下に175cmの隙間があります」
普通、撮影スタッフからそう言われたら用途と理由ぐらい
分かるはずだが、ミックは大真面目に聞き返す。
「なんで?」
Rock'n Roll がたまらなく好きなやんちゃ小僧の面目躍如
といったところか。演奏曲の順番を早く決めるよう催促を
繰り返すスコセッシ監督に、
「ショーの1時間前になったら決まってるよ」
実はこれもスコセッシ演出なのだろうが、転がり続ける石
(Rolling Stone)の世界へと、一気に引き込まれていく。

一発目から「Jumpin' Jack Flash」。
す、凄えッ!これが本当に、64才のじいさん軍団なのか?
熱くて弾けて疾駆して、そのうえしっかり「ワル」なのだ。
善悪の彼岸で中指を立てる Rock'n Roll Monsters。
ゲストで出たクリスティーナ・アギレラは魔女か。
現実には祖父と孫娘ぐらい年が離れているはずなのだが、
怪物どもの色気は、蛇のような魔力で彼女を燃えさせる。
しかし演奏後、クリスティーナから頬にキスされ、キースが
マジで照れていた姿は、好々爺に見えた。

ラスト・シーン。 N.Y.の夜景に、浮かぶ満月。
するとCGの月が「あるもの」に変化!(見てのお楽しみ)
さあ!転がり続けようぜ♪ 永遠の悪ガキども☆

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