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ブッシュ後の世界

初の黒人米国大統領誕生。被差別者がさまざまな抑圧を
跳ね返して全世界のリーダーとなった、という一点でのみ
ワシはオバマ氏に快哉を送る。
彼が、いわゆる「奴隷の末裔」ではなく、ネガティヴな面も
多く伝えられていることも知っているが、それらを一蹴して
余りある努力を彼が成した、という証明に他ならない。
米国発の世界恐慌、そして、ユダヤ・キリスト教とイスラム
教の対立は、まるで終末神話を具現化したかのようだ。
そんな時代にバラク・フセイン・オバマ氏が大統領に就任
したことは、『天の配剤』といって良いのではないか。

オバマ新大統領がアフガン増兵を公約したことについて、
なぜか西側メディアは俎上に載せたがらない。
毒を食らわば皿までと、米国と一蓮托生の覚悟を決めて
いるならともかく、サクセス・ストーリーに隠れて大虐殺を
報じない態度には、嘔吐を催す。
差別を跳ね返した新大統領の美談が新たな被差別者を
生み出していることに気付かねばならない。
差別される痛みは、当事者にしか体感出来ないものだ。
足を踏みつけながらその相手に対し、
「何もそんなに痛がらなくていいじゃないの」
と言い放ち、挙げ句は、安全地帯へ逃げ込んで、
「こっちだって痛い思いしてんだから」
などと口を尖らせる者がいる。愚かを通り越して哀れだ。

それでも他人事でない分、まだ許せる部分もある。
だが、北朝鮮による拉致事件で親北的態度をとる連中の
吐く言葉は、思わずその神経を疑ってしまう。
「オバマ新政権は中国重視、北朝鮮との関係も改善され、

東アジア情勢は安定の方向へ向かうでしょう」
そんな世迷い言を、保守本流と称する自民党の政治家が
口にするのだ。この結果、チベットは合衆国からも見捨て
られ、ビルマは中国の後ろ楯でますます軍事独裁が進み、
拉致被害者はさらに帰郷の日が遠のく・・・。
どれもこれも他人事なのだ、わが国の政治屋さんには。

かりにも『平和主義』を標榜するなら、初の黒人大統領が
生まれた今こそ、世界のリーダーよ平和のリーダーたれ!
と諫言すべきではないのか。

オバマ新大統領への「逆差別」は、すでに始まっている。
だが彼は、それらも見事に跳ね返すことを信じたい。

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