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地獄ドライブ

1000ccに関わらず15万キロ走破に耐えているわが愛車に
鞭打ち、アクセル目一杯踏み込んで国道を疾駆していると、
前方に蛇行する大型車を発見。げ、あぶね。
冬の陽光を受けて銀色にきらめくタンクと、あたかも後続を
威嚇するかのような「毒」の文字が目に入った。
危険薬物を運搬している緑ナンバー。戦車みたいなもん。
クラクションを鳴らそうか?と思ったが、もし逆ギレされたら
困る。万が一、チェイスを仕掛けられたら敗北は必至だ。
ここは三十六計と、さらに加速し追い越しを試みる。
前へ出てからミラーを確認すると、タンク車の運転手さんは
なんと片手でお食事中。しかもがっつりマジ喰いだ。
ワシも時々やる(もちろん違反ですよ)けど、いくらなんでも
毒を運んでる最中に、そりゃないんじゃねえの。

てなことを思いつつ、たびたびチラ見してたら運転手さんと
目が合った。先方、臆することなくメンチを切ってきた。
(やべ。ワシ死ぬかも知んない)
とにかく相手は「毒」を持ってるのだ。いかなる抵抗手段も、
最終的にはムダな悪あがきに終わってしまう。
頭の中を、電光の勢いでさまざまな展開シミュレーションが
駆け巡った。ここは天下の公道、逃げ場はない。
煽られる、追突される、信号待ちで降りてきた運転手さんに
胸ぐらつかまれ、食べかけの調理パンを口にねじ込まれ、
「おいこら!ナメんな坊主、なんとか言ってみろ」
「ふんがほごほご、ごっくん」
「てめえはサザエさんか、ゴルアァァァァッ!」
・・・dead。
ああ、ワシがこの世で最後に口にするのはむくつけき野郎の
唾液にまみれたコンビニの調理パンかあ。

ゼエタク言わないから、せめて裸エプロンの巨乳ギャルから、
「はい☆あ~ん、して♪」
と、オムライス食べさせて欲しかった。南無阿弥陀仏。

こみ上げる涙に霞んだ瞼の裏に、お花畑のむこうから手招き
する御先祖さまが見えた。オイデオイデ、と。
じゃなくて地獄で仏、停止を促すお巡りさんであった。 蛇行に
気付いた誰かが、110番通報してくれたらしい。助かった!

「ダメですよお坊さんなのに信号無視しちゃあ」

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

和尚様ご無沙汰しております。

ネットの調子が悪く「Internet Explorer ではこのページは表示できません」と散々付き合っておりました(笑;)

日本はすっかり怖い国になってしまったようで、
前回妻が帰国した時も、国道をゆっくり走行中の大型トラックが居たので、
信号までまだ相当距離があり大丈夫と思って車線変更をしたら、いきなりパッシングの嵐、
挙句の果て運転手が信号待ちで降りてきたので、とっさにドアロックをしたそうです。
案の定その後、怒鳴り散らしドアを蹴り、こじ開けようとしたそうです。
皆さん海外が危険だと思っていらっしゃるでしょうけど、在住者にしてみると今の日本のほうがはるかに不安を感じます。
「毒」「危」の文字より「殺」を感じます。
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
いつから日本はこんな国になってしまったんでしょう?

>まねき猫様
まず最初にお詫びしなくてはなりません。インドへ行ってる間に頂戴したメール、読了後に、山とたまった留守中のスパムと一緒に、うっかり消してしまいました。
本当にごめんなさい! m(. ̄  ̄.)m
もしよろしければ、貴PCの送信済みフォルダに残っていたら、お手数ですが再送をお願いします。なにとぞッ!人( ̄ω ̄;)
奥様、ご無事でなによりでした。たしかに、危険々々と言われる東南アジアより、現代日本のほうがデンジャラスな面もありますよね。
東南アジアでは今でも、子供は大人を敬い、大人は子供を守り、年長者や学校の先生、お巡りさんやお坊さんを重んじる。
まぁしかし、現代日本のジャリもガキオトナも幼稚ですし、本来「人生の達人」たるべき年長者が非常識、学校教師・警官・僧侶の不祥事なんてもはやニュースにならないくらい当たり前。どうしてこんなになっちゃう前に歯止めが利かなかったんだろうか?。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

「なんと無礼な坊んさんじゃ!(冗談です)」と思っていたらそんな事情があったんですね。
なにぶんネット環境がこんなだもんだから、私はまた届いていないのかと思っていました。
大丈夫ですよー、さっき再送しておきましたから。

年賀状も少々出したんですが、10%ぐらい行方不明になったようです。
嫁の実家から「届かんぞ!」とお叱りを(-_-;)

そんな不便な国に居ても心が落ち着いていられるならと思って暮らしております。

>子供は大人を敬い、大人は子供を守り、年長者や学校の先生、お巡りさんやお坊さんを重んじる。

当にそれですね!
それが日本はなくなってしまったんですよね。

特に高度経済成の名の下にバリバリにやってきた人たちは、それが強いのか
リタイヤで南の島に来るなり王様気分で言いたい放題、やりたい放題。

とても「人生の師」として見られません。
見ていてとても見苦しいです
ヤレヤレ ┐(´(エ)`)┌クマッタネ

>まねき猫様
いろいろお手数をお掛けして申し訳ございませんでした。
ここ二、三年いわゆる『団塊世代』の大量リタイヤによって、金と暇のあるオトナが、わあーっと海外へ出るようになりましたね。彼らの多くは、その昔『全共闘』で中途半端にサヨクかぶれした世代であり、アジア的しきたりや伝統文化を「古くて悪いもの」と見る傾向が強いです。
ちなみにワシの職場関連で言えば、若い世代ほど供養に熱心であり、全共闘世代ほどイイカゲンです。近年、都市部で急増している「直葬(通夜も葬儀もせず病院のベッドから火葬場へ直行すること)」も、ほとんどの場合、全共闘世代が自分の親を見送る際に、新しくて良いこと、としてやってのけます。

そーですかー、プチサヨクなんですね。
何でも自分の価値観に会わないものは文句つければ良いと思ってんじゃあないかと見ていて思えます。

和尚様の言う通りアジアの事も下に見ているから、スーパーでもレストランでも大声で怒鳴り散らしています、もちろんごく一部の人ですが。
周りの欧米人が何事かと思って呆れています。

日本の事をよく判っている友人は、「日本は経済大国でアジアの誇りだけど、日本人は少し変、きっとストレスで頭が変になっているんだね、かわいそうに。」と。

「直葬」ですか?
なんでも合理的にすれば良いというもんではないでしょうに。
まあ一つには葬儀代が高すぎるのも原因でしょうが、
通夜に寝ずに酒飲んで?故人を惜しむのが供養です。
私は祖父も母もそうやって見送りました。
肉体の殻とのこの世で最後のお別れなのに、まるで生ゴミ扱いですね。
そういう人こそ、とっとと燃しちゃって下さいε-( ̄ヘ ̄)┌ ダミダコリャ…

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