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おてれびさま?

あまり日本では耳にしないが「テレヴァンゲリスト」なる
米国製の新造語がある。ケーブル・テレビにchを持つ
キリスト教団体の番組で、説教する伝道師のことだ。
その内容の熱狂ぶりたるや、ワシのごとき異教徒の目
から見たら、なんじゃこりゃ?の世界。 こんなのに齧り
ついてるお茶の間って、マジこわ。 出来ればご近所に
居て欲しくねえな、という代物である。
市場調査とサブリミナル発祥の国柄だけに、視聴者も
そのへんはクールに引いて、entertainmentのひとつと
して鑑賞しているもの、と思いたい。
どこぞの横並びがお好きな国民のように、
「おてれびさまがおっしゃることにまちがいはない」
などと、米国民が盲信しているとしたら、『9.11』以後の
世界に希望は無い。

幸いにしてワシが知る日本のテレビマンには良心的な
人もおり、CX系で佐々井秀嶺師のドキュメンタリー、
『男一代菩薩道』(書籍版はアスペクト社刊)
を制作した小林三旅氏は、かの佐々井師本人をして、
「テレビで信頼できるのは三旅君だけ!」
と云わしめた、才能・人格ともに傑出した逸材である。

だが、最近会った某国営放送の男は、ヒドかった。
武士の情で実名は伏すが、名刺交換のあと、ひと言の
断りもなくいきなりワシの僧衣の裾をつまみ、
「へえ、こうなってるんだあ」
・・・事実である。初対面わずか数秒後のことだ。
その時ワシはインド仏教式の装束を着ており、確かに

珍しい格好だったに違いないが、唖然とさせられた。
佐々井師の映像を見れば分かるとおり、現代のインド
仏教僧は、活動しやすいようにズボンをはいている。
メディアに携わる者として、既に日本国内で紹介された
資料ぐらいは確認しておくのが当然だろう。
いわんや、初めて会った自分より年長者の坊主に対し、
イキナリつまむなんざ、無礼にもほどがある。

大河ドラマ『天地人』にちなんで言うなら、天と地の間を
つなぐのはほかでもない、「人」なのである。

くれぐれも、ヒトデナシ、にならぬよう御用心。

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コメント

常に上から目線で他人に接してるから、身に染みついてるんでしょうかね。

>チンシャ猫様
仰る通りだと思います。彼らは「わが社に入れなかった奴が民放へ行く」と本気で考えているようです。クリエイターとしての才能もないくせにエリート意識だけいびつに肥大した『お役人』なんですね。所詮、政府予算と受信料という競争原理の働かない官制放送局なんですよ。郵政三事業よりもこっちを先に民営化すべきだったですね。よく言われることですが、近年の受信料収益が少なかった地方の有名人を、大河の主人公にするんだとか。そうすればその地方での視聴率が上がる=受信料を強気で請求できる、という算盤勘定。つまり今年は、田中角栄じゃいくらなんでもヤバイから直江兼続にした、ってわけですわ。たはは☆(ノ∀`)

テレヴァンゲリストっていうんですか。たしかにあれは異様ですよね。
その昔、アメリカに一時滞在していたころ、私は強烈な悪阻にもだえていた。気を紛らそうとテレビをつけたら、やってたやってた!歌合戦ならぬ伝道合戦!
昼間は大抵のひとは働いててテレビなんか見てないから、やってることといったら、伝道番組か通販ばっかり!英語がからっきしわからない私にでも、まるで北朝鮮のニュースアナみたいなヴィブラートが過激なキモチワルイ語り口。なんか変ー。なにこれー。うげ~、吐きそう吐いちゃう~おえー。

それはそうと。近年の受信料収益が少なかった地方の有名人が大河の主人公??ったく悪知恵が働きますねえー!
最近、その放送局に銃弾が送り届けられているそうだ。悪質ないたずらはいかんが、不埒な官制放送局に対する苛立ちはわかる。

今日は73年前に2.26事件があった日。スローガンは尊王討奸。尊王はともかく討奸はマジやってもらいたい気分。

>HIROMI様
なんか近頃の某国営放送って、民放を意識しまくって、ベタなバラエティー色が目立ってますよね。見てると自分が恥ずかしくなるから速攻でチャンネルを変えちゃいますけど、あれって制作者側はマジで、
「おお~☆これぞトレンディー♪ ナウなヤングも大喜びの大フィーバーさっ!」
とか思ってるんでしょうかね・・・でしょうねえ。
今年、『2.26』翌日の平成日本は、奇しくも雪が舞いました。
かつてあの時代の中で、軍事費削減を断行し青年将校の銃弾に散った高橋是清蔵相は、『昭和の達磨』と異名を取り、射殺された寝所でも布団の上で岩のごとく座したまま息絶えていた、とも言われています。
確かに、欧米列強が虎視眈々と全アジアの植民地化を狙っていた時代に、軍事費削減は「亡国」と思われても仕方がない側面もあった、とは思います。しかし、国を挙げて戦争狂騒曲に躍り狂おうとしていた時代の流れに敢えて歯向かい、信念を貫いた高橋蔵相の命がけの「反骨」は、漢(おとこ)として、惚れます。

命がけで国を憂い信念を貫いた大臣も立派なら、そんな夫を護ろうとした妻たちも天晴れであったと思います。

最近、酔っ払い辞任した中川昭一の妻が賛否両論浴びていますが和尚様はどう思われますか?
「アル中の大臣を庇うとは何事だ!呑気に励ましてないで国民に謝れ!」というのは大抵がインテリ女史。「ええ奥さんやなあ~羨ましい」というのは一般の殿方たち。
私は単純なので、夫を不器用に励ました妻に感心しました。おそらく心の弱い大臣のために普段から大変な苦労をしているはずです。それでも自分が惚れた夫なんです。
麻生を持ち上げておきながら今更降ろしに躍起になる代議士連中の浅ましさに比べたら、マトモだと思うのですが。
嗚呼、平成の世に漢(おとこ)は今何処。

>HIROMI様
あそこで夫君を庇えば、非難の集中砲火を浴びることは彼女自身が一番よく理解していたのではないでしょうか。もっとも身近な位置から長所も短所も知り尽くした女房殿だからこそ、夫君の去就に殉じたのだと思います。もし仮に彼女があそこで夫君を諌めて世間に謝罪していたら、彼女は「和製ヒラリー」になれたかも知れません(これが民主党のKやHのカミさんなら恐らくそうしたでしょうね)。
女房から公衆の面前で「日本一!」と呼ばれて猛省しない男はいないはずです。

度々すみません。
>これが民主党のKやHのカミさんなら…
>和製ヒラリー…
流石に和尚様! 鋭い洞察です!恐れ入りました。
そう言えば落語家の志の輔師匠も、「(おかみさんたちの夫に対する庇護は)アメリカ人には絶対理解できないだろうなあ」と書いておられました。

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