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無功徳

ヒラリー・クリキントン女史が来日。北朝鮮による日本人
拉致事件についてはこのように語ったとか。
「国務長官としてより妻として、母として、娘として、姉妹
として、拉致被害者のご家族とお会いします」
シャレたテーブル・トークですな。残念ながら敷島の民は
これに感激するほどおめでたく出来てない。
「ビルマで幽閉されたアウンサン・スーチーさんが自由に
暮らせ、北朝鮮人民が指導者を自由に選べ、チベットや
中国の人々が迫害の恐れなく信教の自由を享受できる
世界をつくるために努めます」
同じことをアメリカは、中東やアフガンでやってますが。

かつて親鸞はこう云った。
「たとえ泥棒の濡れ衣を着せられようとも、本性を偽って
善人になりすますよりは、よっぽどマシだ」

つい最近ワシは、気色わるい連中を見た。
彼らは、困った人を助ける会、をうたいながら会の運営
資金に寄付を呼び掛けてたのである。なんじゃそりゃ?
救済義援金なら分かるが、助けたいと思っている私らを
まず助けて、とはね。 自腹を切り尽くしてスッテンテンに
なってから言うのなら見上げたもんだが、自分の財布は
シメたまんまで、他人の財布を期待しちゃいかんだろ。

「人助け」と「手柄」は本来、水と油なのである。
功名は必ず一方で犠牲を伴う。
「どれほど愛しく不憫に思っても意のままに助けることは
出来ないのだから、中途半端な同情なんだよ」(親鸞)
無論、だから何もしなくていい、という意味ではない。

救済されたかどうかは相手が決める事で、それ以上でも
それ以下でもない。手柄は無いのだ。

ヒラリーの旦那は『天安門事件』後に惨劇があったと同じ
場所で人民解放軍を閲兵した。また、北朝鮮の核開発も
平和利用を支援する名目で、彼がやったことである。

そのむかし支那の王が、禅の名僧に尋ねた。
「朕は、汝に寺を寄進した。その功徳はどれぐらいか?」
即座に禅僧はこう答えた。
「無功徳」

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