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レッド見参!(後編)

禅師の笑顔に包まれる。どうぞ、と奥へ案内された。
「こちらが〇〇総長の△△師です」
あ、いや、ジャイ・ビーム!じゃなくてナマステ!でも
なくて、その、はずぃめますぃて。
緊張する余りなぜか東南アジア訛の日本語になる。
(ぼ、僕ぅわ、ヨギータ・ラガシャマナン・ジャワリカと
申すぃます。らがぬしゃ、むるぽこ)
チュートリアル徳井のネタが脳裏に浮かんだが、今
ここでそれをやったら大破壊だ。自制する。
高僧方は、みな一様に面食らった表情だ。なにしろ
イキナリ目の前に戦隊レッドである。すんまへん。

場所を変え、膝を交えて禅師からお話を伺う。
禅仏教はまるっきり門外漢のワシだが、しなやかで
きめ細かな大徳の風光に触れ、“なにか”を感じた。
その“なにか”が分からないのがワシの愚かさだが、
言葉で考え、理解しようとすれば頭蓋骨の大きさを
一歩も出ない。学問は、机の面積を越えられない。

禅師が初めて佐々井秀嶺師に出会った時、佐々井
師は掘っ建て小屋の中で、牛糞の上に藁を敷いた
寝床で横になっていた、という。
差別され虐げられた人々とまったく同じ生活環境へ
身を置いていたのである。
佐々井師を『炎のひと』とすれば、禅師は、対照的に
物静かで優しい、『清流のひと』である。
このふたりだからこそ、数十年もの長き渡り、友誼を
保ち続けて来られたのであろう。
父の戦友。そんな懐かしい気持ちが、胸に満ちる。

夕刻より他の禅僧方も交えて、一席が設けられた。
「いやあ、ワシは一向一揆の末裔ですから」
がっははは☆・・・次第にブレーキの利きが甘くなる。
動物的カンで「敵」と見れば自然に守備を固めるが、
味方だと感じたらノー・ガードで間合いへ飛び込んで
しまうのが、ワシの悪い癖である。

後日、その席で面識を得た禅僧からメールが届いた。
「強烈なお話しぶりに圧倒されました」

やっちまったな。

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コメント

はじめまして。アドレスは舞鶴の上人よりお聞きしました。2006年秋、土屋上人一行にお世話になり、インドへ旅した難波です。その時、笹井上人とお会いしました。岡山県人とは驚きです。私は亡き姑から「絶対日蓮!」を一万回言われた長男の嫁で、息子や嫁にも、家風を伝えますが息子らは「宗派のこだわりは百害あって一利無し」って所です。12日新見の講演をお聞きすべく予定に入れています。インドは大切な思い出です。笹井上人の西郷さんの前でのギャルとの写真!・・私は昭和17年生!(本名房子)

>難波扶実子様
2006年秋の『法華大行進』なら、ちょうどワシと入れ違いでナグプールへ行かれたことになりますね。T上人とは今回の佐々井師来日で再会しました。新見市民歓迎会はかなり盛大になる模様です。ちなみにワシ、これから二週間のあいだに関東~関西を三往復するという、芸能人みたいなスケジュールです。
いっそのこと、新幹線の中に住もうか?と考えてます。(◎´∀`)ノ

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