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舞台裏話

えー、甲府『桜座』の思い出を、ちょいと振り返ってみます。
じつはワシ、文楽を見たことがなかった。
基本的にrock'n'roll坊主なので、クラシック系には意味なく
拒否反応を示してしまう、ちっちぇー根性の持ち主さ。
(カタにハマるのはごめんだずぇい)
しかし「型破り」というのは、カタが決められないと形無し。
そんな、一種のコンプレックスだったわけです。

桜座に着いてまずスタッフにご挨拶。
照明さんは、いかにも!な感じの舞台職人。“虎ひげ危機
一髪”みたいなイカツイおっさん(てゆか同年配)。
ところが、劇場のオーナーさんはワシを見るなりひと言、
「優しそうで安心した。和尚って怖い人だと・・・」
どんな噂たっとんねん!
言っときますが、日曜朝の戦隊ヒーロー物を見て感動して
泣いちゃうぐらい繊細なんですよワシは。

吉田勘緑さんのパワーは凄かった。
芸の求道者、いや、芸道の鬼。まさにプロ中のプロだった。
後頭部から炎が出て、文楽をrock'n'rollしてる。
演技に熱中するあまり、なんと、人形の腕を折ってしまった。
あたかも、ステージ上でギターを破壊するジミヘン、もしくは
リッチー・ブラックモア。
ならば、声明(しょうみょう)はシャウトするしかない。
ギタリスト快さんのバッキングに支えられ、ヴォーカリストの
坊主が吠える。人形が乱舞する。魂と魂が火花を散らす。
爆発だあぁぁぁぁぁぁっ!!

公演終了後、シタールの伊藤公朗さんが云ってくれた。
「和尚は、声もそうだけどさ、ヤクザなところがいいよねえ」
くー。ツボを突かれた。もう好きにして♪

今後につながる素晴らしい舞台でした。
もっとお客さんを楽しませなきゃ、と向上を決意しました。
(ううむ、ワシはどこに向かってるんだろう)

桜座へお越し下さった皆さん、ありがとうございました☆

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コメント

明日から愛知ツアーで、今夜は松本の快のところで、相変わらず宴会をしています。

みんなでヨ・ミ・マ・シ・タ!

ハイ!向上された日を夢にみながら・・・
またよろしくお願いします。

>misaton様
今回の演目はタゴールの詩『ベンガルの苦行者』が公式な骨子でしたが、ワシの中では山際素男先生の名作『破天』の、文楽バージョンでした。
主人公の僧侶は、もちろん若き日の佐々井秀嶺師をイメージしておりました。

以下はまったくの偶然ですが、狂乱シーンでワシが声明に用いた親鸞の和讃は、

「末法五濁の有情の 行証かなわぬときなれば
      釈迦の遺法ことごとく 龍宮に入りたまいにき」
「正像末の三時には 弥陀の本願ひろまれり
      像季末法のこの世には 諸善 龍宮に入りたもう」

つまり、なんと!・・・『龍宮(=ナグプール)』がその舞台だったのです!

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