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チョコ旅情

この半年余りというもの佐々井秀嶺師の来日に関係
して長距離を列車で移動する機会が多かった。
ほんで、気が付いたワシの習性。
新幹線でもスーパーあずさでも、なぜか列車に乗ると
無性にアーモンド・チョコが喰いたくなるのだ。
普段はあまり甘いものを口にしないのだが、シートに
深く身を埋め、過ぎ去る車窓の景色を徒然に眺めて
いると、もうとにかく頭の中はアーモンドだらけ。
百歩譲ってマカダミア。万が一、無いと知れば途端に
機嫌が悪くなる。ワゴンを“卓袱台返し”したくなる。
「キオスクで買っとけばいいじゃん」
冷静且つ真っ当な大人の御意見。けど、それはダメ。
なんつーかさ、旅情が伴わなくちゃ意味ねーのさ。

ほんで理由を考えた。
恐らく70年代のテレビCMが潜在意識にこびりついて
いるのだろう、サブリミナルのように。
「カリッ☆と青春」
今やあつかましいオバサンとデブ俳優の夫婦となった
おふたりが、かつてアイドルだったころ共演していた。
「♪ ちゅ~う、ちゅうちゅちゅ」
とか歌ってたねカミサンは。ええ時代やったのお。
「♪ 僕と出会~った~」
ダンナのほうは、木刀で合った、とか歌ってたのお。
このふたりが高原みたいなとこ(つまり旅先の設定)で
仲睦まじくアーモンド・チョコを食べるのだ。
(後年の体型と、因果関係を推測してはならない)

70年代は『ちからわざ』の時代であった。
熱血してりゃOK、というファンタジーの日々だった。
だからこそ、アーモンド+チョコという、超高カロリーが
世の中に歓迎されたのであろう。

現代に欠けているのは『熱血できる精神のカロリー』
だとワシは思うのである。
そのため草食系男子などと呼ばれる熱血が貧血してる
わけー兄ちゃんが出現するのではないか?

日本人よ、魂にカロリーを!

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コメント

>熱血が貧血
まさしくそうですね。先月お亡くなりになったマイケルジャクソン氏も、70年代から80年代は汗を飛び散らせ激しく踊り、時には泣きながらバラードを熱唱し人々を熱狂させました。
その後ジャクソン氏は残念なことに、様々なクスリと病気に冒され、時代の冷血化に晒されて見るも無残な亡骸のような姿に成り果て、ついに亡くなりました。
私はあの熱いマイケルに夢中になった世代です。でも、いつからか人々は熱い人を笑うようになりました。感情に打ち震え、魂の叫び声を上げる彼を嘲笑うようになりました。
マイケルジャクソン氏を笑う資格などどこにあるでしょうか、今や皆、冷房病みたいに自律神経の麻痺したそれこそ半病人です。
マイケルは時代に合わせて草食化して自らを滅ぼしたかのようです。
私は熱い人が好きです。マイケルもそうありたかったでしょうが、極端で危険なアメリカで、いつしか生きるエネルギーを失いました。
私は、涙声になって失恋を歌う『あの娘が消えた』が大好きでした。ピュアで等身大の青年がそこにいたからです。
どうぞ安らかに眠ってください。南無阿弥陀仏。

>HIROMI様
先日、シタール奏者:伊藤公朗さんと酒を飲みながらの音楽談義で、
「悲しい歌詞をメジャー・コードで歌うことの凄味」
が話題になりました。マイケル氏は、あえてポップ(=商品)・カルチャーの世界で消費される道を選んだ、真のプロフェッショナルだったと思います。
マイナー・コードの曲が多かったと記憶しますが、そこに超絶技巧のダンスを持ち込んだ彼は、凄絶、と呼ぶに相応しい才能でした。

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