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呪いの電話

後輩から電話。それも、信じられないくらい、間が悪い。
よりによってワシがケータイの音楽再生機能を使ってカラオケの
練習をしているとき、計ったかのような“
サビ前”のタイミングだ。
ンな?おちょくっとんか。
「すえんぷわあい、僕、なんか呪われてるみたいなんすよお」
呪われてんのはワシじゃボケ!じぶん、サビへと突入する直前の
もっともテンション上がる瞬間を狙ってかけてきよってダアホっ!
「なに言ってんすか、知らないっすよ、それよか・・・」
聞けオラ!これから感情込めて盛り上げまっせ泣きまっせーって
コンセントレイションのド真ん中に、
ごっつ命中してんねんぞ!
「偶然ですってば」
しかもワン・コーラス目やぞ。すべて宙に浮いて空中分解してもた
やんけ!こんなん確率で言うたら天文学的数値とちゃうんかい!
道頓堀川に飛び込んでガンジス川に辿りつく方がよっぽど楽なん
ちゃうんかいゴルァッ!
「てゆうか
、なんでインチキ関西弁なんすか?」
ワシの十八番は、やしきたかじんの『東京』なんじゃ、覚えとけ。
「最近やけに夢見が悪くて、微熱があるような無いような」
せやから貞子ナンパしたらアカン言うたやんか。
「僕、マジで困ってるんすから、なんとかしてくださいよぉ」


オカルト的思考の正体とは、客観的には無関係な複数の事象を
強引な文脈でつなぎ合わせ、あたかも論理的整合性があるかの
ように仕立てるもの。ヤクザのインネンとほぼ同じ展開だ。
いささか専門的になるが、今ある新興宗教、もしくは霊能者には、
じつは共通の元ネタが存在する。
神智学(theosophy)と云い、第一次大戦後にブラバツキーという
霊媒おばさんが言い始めたトンデモ説で、霊界には階級があり、
それは現世における人間の価値につながる、とかなんとか。
お気付きの通り、これはヒンドゥー教のカースト制をヨーロッパへ
持ち込んだ危険思想で、やがて『ナチズム』を生み出すきっかけ
となった。ハーケン・クロイツ(鍵十字)が逆卍なのは、そのため。
だから例えばTV番組で、江ばら焼き肉ブタが、
「アナタの前世は平安時代の貴族」
などと、差別意識丸出しの御託宣を垂れるのは、そういう背景が
あるからなのだ。まさに、お里(前世?)が知れる、とはこのこと。


「お祓いの仕方とか、教えて下さいよぉ」
仕方ない。一子相伝の究極奥義を授けてしんぜよう。

呪いが追いつけない速さで全力疾走しなさい。相手は、のろい。

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