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オッサン哀話

インドで会った日本人のおっさんの、しょーもない話。
去る九月末、ナグプールにて。
アンベードカル博士仏教復興記念祭を目前に控えた
或る朝、インド仏教会本部インドーラ寺院の入り口で
日本のおっさんに出会った。まずは、初対面の挨拶。
「僕は一週間前からこの町に来てましてね(尊大)」
ロコツに“上から”の物言い。はあ?
(ま、つまりここじゃアンタより先輩ってことよ)
とでも云いたげな口調。ワシは何年もかよってるけど。 
「お寺さんですかあ(冷笑)」
坊主=世襲ブルジョア、だから労働者の敵、ってか?
ワシはれっきとしたサラリーマン家庭の生まれじゃい。

あとで周囲のインド人達から聞いたが、そのおっさん、
ホンットになーんも知らんかったようだ。
定年後の悠々自適暮らしでインド訪問、ナグプールが
どういう場所で佐々井師がどんな存在なのかまったく
知らなかったという。たまたま見かけた現地仏教徒が、
日本からのお客さんだから佐々井師のお客さんだ、と
善意の勘違いをして、面倒をみてやったわけだ。

「三十年ぐらい前インドを旅しましてねえ」
ははん。いにしえのヒッピー世代ですな。ビートルズと
ガンジャに痺れて love&peace してた自称革命家。
戦前戦中派を毛嫌いし「古いものは悪い」の短絡式で
戦後社会をぐちゃぐちゃにした世代。ところが、IT化の
流れについていけず、てめえらが「古い」存在になって

しまったという、或る意味、哀れなジェネレーション。

「よおっ、佐々井さん!水、買ってやるよ!」
ミネラル・ウォーターのことだが、これが『インド仏教徒
一億五千万人の大指導者』に対する口の利き方か?
佐々井師母国行脚の折り、各地の講演会で、
「インドへ行って佐々井上人のお話を聞きたいと願って
いるのですが、なかなか機会に恵まれません」
との切実な声を何度も何度も耳にしたワシは、思わず
ブチギレそうになった。

おっさん、いつのまにか去って消えた。
たぶん日本にいれば、女房子供や若い者から相手に
されない寂しいヒトなんだと思う。・・・しょーもないけど。

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コメント

知らないのは仕方がない。私も1年前は佐々井上人のことは知らなかったから。

もし 自分だったら こんなところで活動している日本人の仏教徒がいることに驚き、なぜそこにいるのか、なぜそういう行動をしているのかを知ろうとするだろう。

本で佐々井上人と出会った時のように。

出会いはいろいろあるが それを活かせるかどうかは自分次第という例だと思った

>通りすがり様
はじめまして☆宜しくお願い申し上げます。
要は、ごく普通に感性のアンテナを張っていれば、周囲の状況から「ただならぬ気配」をキャッチできるはずなんですよ。
知っている、いないはあくまでも入り口であり、そのあとは各人の自己決定と責任ですよね。また、二カ月間も日本各地を行脚していながら、“お茶の間マスコミ”がまったく報じなかったのも異常ですわな(日印両国政府間の合意)。

遅ればせながら、お帰りなさい!
我が家にも新型インフルエンザついにご来訪で、バタバタしとりました。が、リレンザ様のおかげで大事には至りませんでした。
和尚様も、インドで鍛えた鉄壁の免疫力があろうとも、とりあえずはお気をつけてください。
さて、「お茶の間マスコミ」ですが…こいつは「哀愁オッサン」とともに、わが国を貶めるA級戦犯ですね。私は最近、ハラワタが煮えすぎて困るのでテレビと新聞のニュースは専らスルーです。
先の総理の漢字読み違いを執拗にバッシングしていたくせに、自ら「他力本願」やら「鳥肌が立つ」など、本来の意味とは明らかに間違った使い方をしていても気付きもしません。アナウンサーの技量も低下著しく、読み違いや、言葉を噛むのも日常的です。そして戦前戦中を思わせる大本営発表の嵐。
特に平日の昼間、テレビや新聞をゆっくり見られる高齢者と専業主婦はそんな「お茶の間マスコミ」に完全に洗脳されています。

>HIROMI様
遅ればせながら、ただいま!
新型インフルエンザの猛威はインドでもさかんに警戒されていました。とはいえ、庶民生活は基本的に不衛生が前提なので、都市部の富裕層だけが神経質になっているのが実態ですけどね。
さて、わが国の「お茶の間マスコミ」、鳩ポッポはイジリ甲斐がないのか、ほとんどツッコミませんねえ。自民アレルギーの世論空気を読んで「勝ち馬」に乗ってるわけでしょうな。まさに大本営発表、大勢翼賛、グローバリズムという名の一極化。
民主党支持はいわゆる「サイレント・マジョリティー」の声がタテマエなんでしょうが、ワシは「ノイジー・マイノリティー」の叫びこそが民衆の良心だと思います。

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