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佐々井師写真集!

畏友のフォト・ジャーナリスト、山本宗補氏(写真と文)
による佐々井秀嶺師の写真集が刊行される。
『日本行脚』
今年44年ぶりの一時帰国を果たした佐々井秀嶺師に
二カ月間密着取材した山本氏による圧巻の映像群は、
資料的価値はもちろん、芸術写真としても後世に残る
大傑作だ。一般書店売りはせず予約注文のみなので、
以下から各自で購入手続きをとって欲しい。

http://homepage2.nifty.com/munesuke/

師走の半ば、都内の喫茶店で山本氏からサンプルを
見せてもらった。ワシは、ポソっと呟いた。
実はまだこの出来事を客体化できてないんですよ。
「ん?」
自分も写ってるこの二カ月のことを、こう距離をおいて
振り返る心境には、まだなれてないっていうかね。
「・・・そうですか」
歴史的に考えたらもうとんでもなく凄いことなんだけど、
そこに自分いた、関わってたというのが、まだね。
「まあ、そういうもんなんじゃないですか?」

山本氏と初めて出会ったのは、2006年にナグプールで
開かれた『アンベードカル博士改宗記念黄金祭』。
当時のワシは、ただインドにハマッている少々変わった
日本坊主に過ぎず、ブレも躊躇も、大いに在った。
あ、どうも。御高名はかねがね。
いま思い出すと恥ずかしくなるひと言が、最初のワシの
挨拶だった。カメラを点検していた山本氏は、
「え?なに?」
鋭く切り返してきた。当然だ。仏教復興という歴史的な
瞬間に立ち会う意義を理解していれば、幇間芸の如き
薄っぺらな挨拶など出るはずがない。
あの頃のワシは『闘う仏教』に肚が座っていなかった。

行動する仏教(エンゲージド・ブディズム)
某日某所で、この言葉に疑義を呈する学者と会った。
「禅定。止まるのが仏教なのに“行動”とは矛盾してる」
呆れ果てたが、いちおう答えておいた。
先生、出家と世捨て人は違うんですよ。Fool on the hill、
丘の上の馬鹿になるのが仏教ではありません。

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