2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト

« 熱血! | トップページ | 必見!『日本行脚』 »

奇跡?

奇跡?
先週末、都内某所で在日インド仏教徒のための法要を
勤めさせてもらった。
「日本の生活に慣れていない新婚夫婦に祝福を」
とだけ依頼されていたので、気軽に参上したら、最終的
には十人近くも集まってしまった。
そのうえありがたいことに、彼らの連絡網でわが老親の
入院を全員が知っており、代わる代わる見舞いの言葉
を掛けてくれた。つい、ウルっときちまったい。だが、
「このあとみんなで病院へ行こう!」
となりかけたので、それだけはカンベンしてもらった。
いくらなんでも、突如インド人十数名が出現したら、他の
患者がぶったまげる。ナースがパニックを起こす。
しかも、サリー姿の奥さん族はほとんど日本語が喋れな
いのである。

団地の一室にテーブルを用意し、布を敷いて小さな仏像
を置いた簡素な仏壇にて、お勤めする。
御本尊は、新婚夫婦が鎌倉を観光した際に現地で購入
した土産物の大仏模型。まぁ、仏像には違いない。
お供えは新妻手作りのインド菓子。甘過ぎる点が、新婚
らしさというべきか。
さて、インド式の袈裟を付けてパーリ語のお経をあげる。
なぜかいつも以上に気合いが入る。

読経しながら、感慨がこみ上げてきた。
佐々井秀嶺師がいたからこそ、今日のこの日がある。
それまでインド社会で「不可触民」と蔑まれ、人間としての
あらゆる権利を奪われてきた彼らが、こうして日本で生活
できるようになったのも、佐々井師のおかげだ。
・・・あまりにも大きな存在。
それを考えると日本における佐々井師の知名度の低さは
あまりにも異常、としか言いようがない。

読経を終えて歓談している時、ワシのケータイが鳴った。
「もしもし!インドの佐々井ですが」
マジである。一瞬、誰かが仕込んだヤラセか?と疑ったが
正真正銘のハプニングだった。
「今なにしてる?」
状況を説明すると、佐々井師のほうもビックリ☆していた。
「じゃあ、みんなによろしく言っといてくれ」

御本尊の鎌倉大仏は模型だが、本物の法要、になった。

« 熱血! | トップページ | 必見!『日本行脚』 »

仏教・宗教全般」カテゴリの記事

コメント

土産物の鎌倉大仏(阿弥陀さんらしい)、いいっすね!これこそ、ほんものの法要ですね。

和尚様のコラムでの「熱血は独りでやっとくれ」、って激しく同意します。
私はいつも独りで筋トレして勝手に燃えていますって違うか。まー、とにもかくにも人に同調を求めて巻き込もうとする奴にろくな奴はおらんわ。「奥さま、ご一緒しません?」ていう奥さんがた、私は苦手。運動も趣味も食事も勉強も「独り」でやれや。独りでできないのは本気じゃない証拠だよ。
それと、冷血漢が人を巻き込もうとする、これはまさにカルトですね、怖すぎです。
話が逸れましたが、この素晴らしい法要中に佐々井師からの電話とは。これは結ばれているな。蜘蛛の糸みたいなキラキラした不思議な糸で。

>HIROMI様
法要の最後に、日本仏教でいう回向にあたる祝福を授けるお祈りをした時、なんか全員で感動を共有したみたいになって、じぃ~んときました。

「独りでできないのは本気じゃない証拠」、まったくそのとおりです!
やたらと他人をリスペクトしたがる奴に限って、そんな人だとは思わなかった、とか言ってあっさり批判側に回る。結局、ツルみたいだけで独りじゃなんにもできない=本気じゃない、ってことですよ。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/503578/47816661

この記事へのトラックバック一覧です: 奇跡?:

« 熱血! | トップページ | 必見!『日本行脚』 »