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遠吠え

「あー、日曜日は法事がありますもんで無理ですね」
その僧は言った。
ンなこたわ~ってる。こちとら“経読み坊主”でかれこれ
30年近くメシ喰ってる身だ。犬猫の供養だってする。
だが、時と場合によって物事の優先順位というか、ある
べき序列というか、プライオリティーみたいなものはわき
まえてるつもりだ憚りながら。
上記の言、昨年の佐々井秀嶺師一時帰国中に、ワシの
もとへ寄せられた問い合わせの中で発せられた。
現在発売中の『Samgha Japan vol.2』巻頭グラビアでも
紹介されている、2009年6月7日(日)東京護国寺で開か
れた佐々井師最終講演に関して、その僧は聞いてきた
のである。日曜以外に講演の予定は?と。
呆れ返った。法事があるんならなおのこと、檀家を引き
連れてでも参加するのが筋じゃねえのかい。と、喉まで
出かけたが言ってもムダだと飲み込んだ。

「佐々井師の活動をまっとうに評価できない日本仏教は、
大乗仏教といえるのだろうか?」
巻頭グラビアに添えられた写真家山本宗補氏の文だ。
山本氏は、小林三旅氏と共に昨年の佐々井師帰国行脚
を完全密着取材、その全行程をカメラに納めた。
ワシは恥ずかしながら生来のキレやすい性格から、時々
バックレていたのだが、両氏は粘り強く「日本仏教界」の
決して褒められたものではない現実を、取材し続けた。

無論ワシとて、たかが経読み坊主である。
一山一寺をかまえる御尊宿のなさることにとやかく言えた
立場ではない。吹けば飛ぶよなチンピラに過ぎぬ。
しかし「仏教」で禄を食む身なら、仏教の故国たるインドで
今まさに仏教が復活し、その先頭に立つ日本人僧が44年
ぶりに帰国して講演する、しかも最終、となれば、何をさて
置いても優先すべきだ、とこんな野良犬でも思う。

考えようによっては、日本のお寺さんも可哀相だ。
いやおうなく家業を継がされ、本当は他にやりたいことが
あっても、仕方なく袈裟を付けねばならない。
そんな日常世界にいきなりインドから『本物』が現れたら、
シカトするか距離をおこうとして当然かも知れない。

血統世襲制からの解放、という意味で日本のお寺さんも
仏教に改宗したほうが良い思う。・・・犬の遠吠えですが。

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