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恐怖の館

今日から旧盆。じつはワシ、お化け屋敷が苦手である。
遊園地とかにある例のアレね。
念のためマスコミ等が云々するそっち系のスポットなら
いわば職場みたいなものだから、全然平気。
日常の勤務も納骨堂の片隅で独り黙々と過ごしており、
アウトドアといえば墓地での仕事がメイン。
以前、「出る」と噂の鄙びた旅館に宿泊した時、深夜を
回ったころお待ちかねのスターが登場。
座敷の片隅に闇が濃くなった部分があり、そこに気配。
動物的カンが怨念の存在を知らせる。女性、と読んだ。
意識を集中し、気配に向けて語りかける。
「成仏させてあげるから今夜だけ付き合ってください」
彼女(?)はさらに怨念パワーを増幅してきた。
「愛は地球を救うのです」
フザケないでよ!と怒りの声が聞こえてきそうだ。
「では一夜の思い出をワシに恵んでくだせえお嬢様!」
もう内心は土下座状態である。真剣だ。その時、
「アンタとなんか死んでもイヤっ!」
・・・気配は消え去った。つか死んでんじゃん、すでに。

冗談はさておき、お化け屋敷には余裕と油断が禁物だ。
学生時代、合宿で訪れた高原の避暑地でのこと。
後輩(もちろん女子)を引き連れてアスレチック・パークへ
行ったワシは、お誂え向きのお化け屋敷を発見。
こんな所にあるようなやつは、どうせチープなトリックしか
無いに決まってる、楽勝だぜ♪ロビン・ザンダー☆
とタカをくくり、怖がる女子らを先導していざ屋敷の中へ。
余裕と油断と下心が大きければ大きいほど、その反動で
驚きと恐怖と萎えもデカくなる、という黄金の物理法則。
足を踏み入れた途端、イントロ無しで第一弾!
床が傾いだ。しかもマジ。要するに安普請のため床板が
安定してなかったのである。ぎゃひっ。
足場を確認しつつ壁を伝いながら進んでいくと、ビューン
とばかりに蝋人形の首が振り子運動で飛来。しかも停止
すべき位置でストッパーが機能しなかったため間一髪で
ワシの顔面をかすめた。ひょえぇぇ~っ。

その後、数々の苦難を乗り越えゴール近くに到達すると、
閻魔大王らしき巨大な像がこちらを睨んでいる。
眼光炯々、威厳に満ちた尊顔を前に、思わず合掌礼拝。
すると、閻魔様がおもむろに口を開いて、こう言った。
「入場料まだだよ!」
・・・おあとがよろしいようで。(途中でバレてたな、オチ)

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