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底辺に立つ

底辺に立つ
底辺に立つ
「もし私が、私がそこに生まれ育った階級が呻吟する、
忌まわしい奴隷制と非人間的不正をやっつけることが
できなかったら、頭に弾丸をぶちこんで死んでみせる」
(『アンベードカルの生涯』 D.キール著。山際素男訳)
これほど愛に満ちた言葉があろうか。
表現の激しさに眉をひそめる御仁は、偽善者である。
アンベードカル博士は、その言葉どおりに生き、自分の
生命を削って人間解放に尽力し、そして去った。
菩薩=Bodhisattva。悟りを求めながらも迷いの泥沼に
どっぷりと浸かって生きる者。理由は、そこに愛すべき
人間達がいるから。この思いを、慈悲という。
(『必生 闘う仏教』66頁~)

「カースト制度の最大の犠牲者は女性です」
煩悩の只中を生き抜いてきた佐々井秀嶺師の言葉は、
理も知も飛び越えて、情のど真ん中に突き刺さる。
だからこそ民衆は佐々井師を慕ってやまないのである。
底辺を生きる大衆の、更にもっとも最底辺に落とされた
生命のひとつひとつと、佐々井師は連帯する。
ところで、差別の仕組みは、立場の弱い者に更に弱い
者を叩かせることで成り立っている。
あらゆる階級、そしてアウト・カーストにおいても女性の
地位はその所属階級の最低位におかれる。
またヒンドゥー教では、新婦が新郎よりも上位階級に属
する婚姻は、基本的に認められない。
「ヒンドゥー教には女神がたくさんいるのに現実の女性を
蔑むのは筋が通らないじゃないか?」
佐々井師の話術に、仏教徒女性がクスクス笑う。
「子供の頃お母ちゃんに叱られたのがよっぽどこたえて
いるんだろうな、あの連中は!」
ドッ☆と爆笑。・・・菩薩は常に大衆と共に生きる。

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