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『反骨のブッダ』

  • 高山龍智: 『反骨のブッダ』インドによみがえる本来の仏教(コスモトゥーワン出版)

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黎明

黎明
先週末、京都龍谷大学にて開かれた国際シンポジウム、
『平等を求めて~南アジアのマイノリティとマジョリティ』
<International Symposium on Voices for Equity:
MINORITY AND MAJORITY IN SOUTH ASIA>
(龍大アジア仏教文化研究所主催)
を拝聴してきた。
畏友のインド研究者・榎木美樹さんも登壇すると聞いて、
新幹線に乗って馳せ参じたわけである。
思えば2009春、佐々井秀嶺師一時帰国の際、日本での
最終講演が行われたのは、ここ龍谷大学。
しかも今回の会場は佐々井師が説法したと同じホール。
奇しき縁(えにし)を感じた。

まず基調と問題提起を兼ねて、ネルー大学のロドリゲス
教授による「Ambedkar on Modernity and Religion」。
ちなみにこの教授、インド人だがその名前からも分かる
とおりクリスチャンである。
講義内容は、すでにわが国においては山崎元一先生や
山際素男先生によって紹介されてきたものとほぼ同じで、
いうなればアンベードカル入門編であった。
さて、いよいよ榎木美樹さん登壇。冒頭、プロジェクター
に佐々井秀嶺師の勇姿が映し出される。題して、
「Renaissance of Indian Buddhist」
おお~っ、さすが『闘う仏教』一家の姐御。キマッた!

シンポジウム終了後のレセプション・パーティー(学食)で
インド人青年が話しかけてきた。
「龍谷大は浄土真宗ですよね?浄土は“PURE LAND”で
いいんですか?」
たしかにその訳が一般的ですが、アンベードカル博士は
著書『ブッダとそのダンマ』の終章で、こう訳しています。
“RETURN TO HIS NATIVE LAND”、と。
「・・・素晴しい!」

今回のシンポは記念すべき第一回。まさに時代の黎明だ。
以後、規模・内容とも更に充実していくことを願う。

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コメント

日帰りのシンポジウムおつかれさまでした。  
「Renaissance of Indian Buddhist」という言葉にグッときました。
やはり精神闘争ですね。自分も少しずつ勉強していきます!!

>shamireusei様
佐々井師の行動を見ていると、師が常に心掛けておられるのは、
「今そこにいる人を笑顔にすること」
だと思いますね。人間こそ活きた経典、人間社会こそ活きた修行道場である、と。

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