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現場必生

現場必生
現場必生
現場必生
インドにおける佐々井秀嶺師の24時間は、多忙の
一語に尽きる。仏教民衆は、夜討ち朝駆けの如く
佐々井師のもとをおとずれる。
ある者は嫁姑問題の相談、ある者は最近夢見が
悪いなどといった愚痴、またある者は息子や娘に
良縁を世話してほしい…など。佐々井師の日常は
いわば“村の和尚さん”である。だが時には、
「明日の朝、うちらの村をブルドーザーでぶっ潰す
と上のカーストの奴らが脅してます。どうか助けて
ください!」
といった非常事態も起こる。そんな時、佐々井師の
慈顔は一瞬にして不動明王と化す。仏教会青年部
の行動隊(Dhamma Sena)に緊急召集をかけ、
「いいか、日没までに村全体をバリケードで囲え!
別のグループはスピーカーを積んだトラックで街中
にこの一件を訴えて廻るんだ!決して挑発に乗る
んじゃないぞ、相手の思う壺だ。私も今夜中に村へ
入る。さあ、行け!」

しかし、佐々井師のもとに立ち寄る日本人旅行者は
まずこういった一面に接することがない。
それは佐々井師生来の旺盛なサービス精神による
もので、食事や宿泊の心配から案内役の手配など、
細かに気をくばる。一見、豪快なようで、実は繊細な
人柄なのである。

みずから現場に立つことが佐々井師の流儀。
インドにおいても東北被災地においてもそれは同じ。
机上の空論や知恵の輪遊びで理屈を弄ぶのは性に
合わない。云うまでもないが、その行動を下支えして
いるのは深い配慮と洞察、そして常に御身を俎上に
載せた「わがこと」としての苦悩である。
だからこそ、現場の民衆に心から慕われるのだ。

8月30日は佐々井秀嶺師77歳の誕生日。
(インドの習慣は数え年なので78歳)。
現場に生きる佐々井師を現場の民衆がお祝いする。

【写真上中下】
今年のBUDDHA JAYANTI(灌仏会)にて。周りの人々
の屈託ない笑顔が何よりも雄弁に語っている。

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仏教・宗教全般」カテゴリの記事

コメント

ご無沙汰しておりました。久しぶりですが、佐々井ジーのもの凄い活動振りに、改めて気合を入れなおした次第です。今日、職場で会議があり、私の仕事ぶりに対し「そんなのは奴隷だ」と雇い主から発言がありました。お金の奴隷なのは自分なのにね。

今、お上人のブログを読んで、「奴隷はその仕事に従事してる者が奴隷業かそうでないかを決めるのだよ」と思いました。そして、あいかわらずなインドの現状にちょっと目の前真っ暗になったりしましたが、その真っ暗な中の光が佐々井ジーであるなぁと、すごい魂が震えるような勇気が湧いてきました。

宗教や信仰をいろいろ言われる昨今ですが、佐々井ジーや八木聖人のことを思うと、ちょっとしたことでくじけていてはいけないなぁと、つくづつ思います。
そして、自分の信じるところをどんどんやっていかねばと思います。

今日家に帰ってきてから、あほぼけかすと悪口雑言文句を心の中でブツブツ言うてましたが、すっきりしました。ありがとうございました。八木聖人や佐々井ジーのことを胸に自分もがんばります!

今書いたのが消えてしまったヾ(*゚A`)ノ

今日の職場の会議で「あなたの仕事は、そんなのは奴隷だ」と言われて、家に帰ってからもあほぼけかすと思っていたのですが、インドのあいかわらずの絶望具合と、佐々井ジーのあいからずな光明っぷりに、自分の腐り具合を反省した次第です。

八木聖人や佐々井ジーのスーパー人類ぶりに、人間に生まれたからにはこうあらねば、と改めて思いました!お上人のブログも見にこないとめげちゃいますね。ちょっとしたことなのに。ありがとうございました。明日からも自分の信じた道を歩んで生きます!

佐々井ジーのご報告、ちょいちょいお願いしますね。

> yunkito様
今日インドから戻りました。佐々井師のご協力を賜り、被災地復興のともしび「ホタテキャンドル」を大震災慰霊碑の前で灯してご供養させて頂きました。

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