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地獄マンダラ?

地獄マンダラ?
シャールク・カーン(Shahrukh Khan)。
近年立て続けに主演作『ラ・ワン』や『恋する輪廻』、
『命ある限り』等が日本公開されているボリウッドを
代表するスーパースター。
その彼が、かつて日本で全国上映された作品中で
最低最悪のストーカーを演じていたことは知る人ぞ
知る事実。それでも妙に憎めないキャラに仕上げて
いたのは、やはり天才!S.R.K.であった。

今回紹介するのは、原題「Anjaam」(1994年)。
『地獄曼陀羅 アシュラ ~ 女・神・発・狂。』
ヒロインは演技派女優マードゥリー・ディークシト。
サスペンス・ホラーの怪作だ。
おそらく現在まで、そして将来もこれを越える邦題は
現れないだろう…、最凶という意味で。
上の写真は、日本盤DVDのジャケットだが、当時は
これが街頭ポスターとして日本のあちこちに貼られ
ていたのだ。ほとんどトラウマ・レベルである。

【あらすじ】
シャールクが演じるヴィジャイ・ニホートリは資産家の
御曹司。金でなんでも買えると信じている。
(※注 ここでS.R.K.の出世作『BAAZIGAR』での彼の
役名:ヴィッキー・マルホートラと語感や所属階級が
揃えてある、というネタ振りに“ニヤリ”と来なければ
ならないのである。インド的に)
ヴィジャイは飛行機内でシヴァニー(マードゥリー)と
出会い一目惚れ。金の力で口説こうとするが、彼女
には相思相愛の相手がおり、ほどなく幸せな結婚。
逆上した彼は狂気のストーカーとなり彼女の周囲の
あらゆるものを破壊していく。夫の命までも。
そしてその罪をシヴァニーに着せ、彼女は逮捕投獄
される。「助けてやるぞ」と面会に訪れたヴィジャイを
シヴァニーは罵倒。そして…。

もうとにかく“これでもか”の展開、ノンストップ。
美女でダンスの名手であるマードゥリーが、
①競馬狂いの叔父がシヴァニーからお金を奪おうと
したら腕に噛みついて肉を食いちぎりルピー札を口
に突っ込んで窒息死させる。
②悪徳刑事に追い詰められると逆襲に転じ紅蓮の炎
のなか逃げ惑う刑事を情け容赦なくメッタ斬り。
等々、いま改めて見ると、いわゆる黒歴史?と心配に
なるほどだ。DVDジャケットの裏には当時試写を見た
日本の芸能人のコメントが載っているが、
「まちがって氷をまる飲みしてしまったような気持ちの
悪さでした」(西◯知美)

…え~と、まぁ、そういうことだ。
初期シャールク作品の定番で、この映画でもラストに
彼の演じる男は死ぬが、G.ONEのような全自動復活
機能搭載のストーカーじゃなくて、よかった(笑)。

インド公開当時ヒットした劇中歌。
「Badi Mushkil Hai」

https://www.youtube.com/watch?v=aFgnLiYFvvw&feature=youtube_gdata_player
「Chane Ke Khet Mein」
https://www.youtube.com/watch?v=cZ8ox5mrj_E&feature=youtube_gdata_player

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