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2013年7月

地涌大悲

地涌大悲
地涌大悲
地涌大悲
東日本大震災から二年と三カ月…。
去る6月30日、都内井の頭地区公会堂にて、宮城県
亘理郡山元町の地元復興団体、
『居酒屋源さん・ボランティア本部』
第三回活動報告会が開催された。会場はほぼ満席。
“地涌の菩薩”
妙法蓮華経従地涌出品第十五に説かれた大地より
涌き出でたる無数の菩薩たち。
以下、拙の的外れな感想を述べるよりも、当日配布
されたメッセージからの抄出引用をもって、本文に
替えたい。

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山元町は町の約半分の土地が浸水、人口17,000名
のうち670名が犠牲となり、死亡者数割合としては、
全被災市町村の中でも3番目に高い町になってしま
いました。ただ山元町はテレビ報道などが少ないた
め、あまり知られてないのです。取り立てて大きな
産業もなく、JR常磐線の停車場機能のおかげで、仙
台都市圏へのベッドタウンとして人口を増やした町。
しかし、常磐線の早期復旧も程遠く、多くの住民は
「町に残るべきか?別の町に移り住むべきか?」等
の選択を今も迫られています。

そんな中「居酒屋源さん・ボランティア本部」には
週末になると、全国から個人ボランティアが集まり
ます。ヘドロだらけの家屋の床はがし、壁の解体、
庭の整地や、農地のガレキ撤去、ヘドロ出し等、毎
月、毎週、北海道から九州まで、全国から集まって
来てくれるのです。俺たちはNPO等の団体ではあり
ません。国からの助成金を受けず、すべて個人ボラ
ンティアの身体と気持ちを持ち寄り、人としての誠
実な心、知恵、野良ボラの魂で作業を続けてきまし
た。

あたかも東北はもう復興したかのような、過去とな
っている感があります。しかし山元町には毎週末に
なると個人のボランティアが「居酒屋源さん・ボラ
ンティア本部」の旗の下に集まってくれています。

来週も、来月も、来年も、誰かのために、自分ので
きる事を続けていくこと。それだけ。
まだ、復興なんかしてない。終わってなんかいない。

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※ 今後の活動は『ほほえみ みやぎネット』
http://hohoemi-miyagi.jimdo.com
に引き継がれました。

【写真上】報告会の様子。
【中】ボランティア本部の前に設置された山元町立
東保育所犠牲者献花台。
【下】今年5月、インド・ナグプール郊外に建つ龍樹
菩薩大寺の本堂にて、上記保育所献花台に祀られ
ていた玩具を「日本国民の祈りの象徴」として供養
する佐々井秀嶺師。

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