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佛陀伽耶

佛陀迦耶
佛陀迦耶
佛陀迦耶
Budhgaya Maha-Bodhi Vihar(大菩提寺)。
仏教の根本聖地にして、UNESCO世界遺産。
紀元前5世紀頃、修行者ゴータマはこの場所で
十二因縁の順逆を観じ、史伝によれば12月8日
払暁、無上等正覚を成じた。
云うまでもなく釈尊の成道無くして仏法無し。
諸経諸宗すべてブッダガヤーを源とする。
そこが、今年の7月7日、爆弾テロを受けた。
(事実関係は先記事『哀しみの聖地』参照)

その後10月末に州都パトナで死者5人、重軽傷
80名以上の大規模な爆弾テロがあり、その際に
使われた時限爆弾がブッダガヤーの事件と同じ
仕様の物であったことから同一グループによる
犯行と見られ、警察当局はイスラム過激派組織
I.M.メンバー、テシーン・アクタルを指名手配。
また、一部のインド媒体は、テシーンの風貌が
ブッダガヤーテロ件の容疑者モンタージュに似て
いる云々、あるいは時限装置に使用された市販
時計がロータス社製(つまり蓮の華)であること
等について、種々の臆測を流した。
しかし現時点で犯人はまだ逮捕されていない。

これが、仏教の今、なのである。
日本の仏教関係者の中には、異教の祭事をまね、
「釈尊の成道にちなんでメリ◯○◯」
などと洒落者を気取る向きもいる。何をしよう
と“勝手”だが、現実に負傷者が出た上でもなお
それを言うのなら、まずは、ブッキョー以前の
人倫に思いを致してほしいと思う。
インドの被抑圧階級、いわゆる“不可触民”には
命がけでヒンドゥー教から仏教へと改宗する人
たちが今この瞬間にもたくさんいる。
彼らの志を理解せよとは言わぬまでも、せめて
彼らに一掬の敬意を抱いてほしいものである。

さて、ブッダガヤー滞在中の、或る午後のこと。
大菩提寺前の木陰に腰を下ろして、
『Thoughts of Dr.Babasaheb Ambedkar』(アン
ベードカル博士語録)を読んでいると、まだ幼い
物乞いの男の子からやさしく頭を撫でられた。
「えへへ♪ いいこ、いいこ」
土埃と垢にまみれ鼻水を垂らした、どん底の子。
単に坊主頭を触ってみたかっただけであろうが、
[…護法童子の化身だったのかも知れない]
と、拙は“勝手”に思っている。
合掌。Namo Buddha。

【写真上・中・下】2013年11月中旬時点に於ける
釈尊成道の仏教根本聖地ブッダガヤーの様子。
境内入場までに最低二回のボディ・チェックあり。

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